中3長女と一緒にネットいじめについて考えてみた
今や子どもたちもスマホやインターネットを使いこなす時代。私たちの子ども時代とは子どもを取り巻く環境が変わってしまいました。
小学生からスマホを持つ子がおり、中学生では約5割、高校生では約9割が自分のスマートフォンを持っています。
以前、子どもがインターネットの被害にあわないようにするためにはどうすればいいかという講演会に参加したので、私も子どもと一緒にネットいじめについて考えてみました。
まずはこんなワークから。
グループラインで悪口が始まった時、なんてコメントするか。
設定:自分のクラスのグループライン、参加者はクラスメイト。
A「〇〇が掃除さぼったから代わりにさせられた~」
B「えぇ~?Aかわいそう!」
C「〇〇まじうざいね」
B「あいつ最近調子にのってる」
D「うざくね~?」
A[そうだ!そうだ!」
E「いないほうが良いよね」
さて、この後どのようなコメントをしますか?
というワークです。ちなみに、何人かの中学生に聞いてみたところ
・話題を変える
・一緒に文句を言う(多数派)
・グループを退会する(こちらも多数)
という答えが聞かれました。
そしてうちの長女の答えは
「え~?スルーする。っていうか、クラスのグループとか面倒くさいのから最初から入らん。」
えっ!?あんた大丈夫?(笑)と、少々思ってしまった答えですが、彼女はかなりのマイペース人間でラインのグループに誘われても入らないで放っているものも数個あります。そんな彼女は自分のスマホを持っていません。時々私のスマホを借りてLINEやらネットを利用しているので、自分のこととしてとらえていないということもあるのかもしれません。
このワークをやった講演会で、講師の先生が思わず「上手い!」とうなってしまった回答を紹介されていましたので、紹介しますね。
それは、
「ごめんなさい」
「家の親、トークチェックするかも。」
というもの。
すると、そのグループにいない〇〇の文句を書いていた子どもたちは自分のメッセージを一斉に消去しだしたそうです。
他にもこんな話がありました。
LINE上で罵り合いが始まってしまったときには
「ケンカはLINEじゃなくて明日学校でやれよ」と忠告するとか、
自分が罵倒されるトークが始まったら、トーク画面をスクリーンショットして証拠を保管しておくことが有効なことなどを挙げておられました。
上手く付き合うことができればとっても便利なものだからこそ、スマホやネットに振り回されるのではなく、使いこなせるように親も一緒に勉強しながら考えていけたらいいなと思っています。