島人ママの親子で楽しむ!めんそーれ子育て情報局

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元専業主婦の母の退職

私の母は去年60歳を迎えました。そして、この3月でこれまで務めた保育園を退職することになりました。「退職」とはいっても、退職した後も同じ保育園で再雇用として働き続けるので3月31日と4月1日とでは雇用形態が変わるだけっで、母の生活がガラッと変わるということではないのだけれど。

 

 

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母は私が小学校高学年になるまでは専業主婦でした。すっごく優しくて、すぐ泣いてしまうようなお母さんでした。反抗期を迎えた私は、私を叱りながら感極まって泣いてしまうような、しみったれた(と、当時は思っていた)お母さんにはなりたくない、とまで思っていました。

 

 

そんな母がひょんなことから近所のお友達が始めた保育園を手伝うことになり、最初はパートで働き始めたのが保育士人生の始まりです。

 

 

パートから始まり10年余り。時代の流れで無認可の保育園が認可園になることに。保育士免許のない母は保育士として働くことができなくなってしまうということで一大決心をし、50歳を前に短期大学へ入学したのです!!

 

 

初めてのピアノや苦手な工作も家族の協力の元、頑張ってめでたく保育士の免許を取得。そのころにはすっかりしみったれた専業主婦時代の母は成りを潜め、人前で大きな声で話し、若いママたちの育児の悩みを聞いてあげられる優しい保育士になっていました。もちろん、私の育児の悩みにも客観的に優しく答えてくれる。母のおかげで私はこうして楽しく育児ができてるとさえ思うのです。

 

 

保育士としての顔を持つようになった母は、激しく忙しい毎日を過ごしていますが、毎日本当に元気で楽しそう。そして、そんな母を見ていると、私も私自身の生きがいを持ちながら充実した人生をお送るお母さんでありたいと思うのでした。

 

 

そんな母の退職。少しさみしくもありながらも、こんな風に変化を遂げ、私の目標となってくれた母を本当に誇りに思います。

 

 

専業主婦だった母を保育士の道へと導いてくれた保育園の園長先生がたを始め、職員の先生方にもありがとうと伝えたいです。そして、お母さん。お疲れ様でした!!

 

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