子どもの健康を願うカーサームーチー 作り方
沖縄では旧暦の12月8日は、子どもの健やかな成長や家族の健康、作物の豊作を願う行事『ムーチー』の日。今年は1月17日に当たっていました。
沖縄では『カーサームーチーの葉っぱ』とか呼ばれている葉っぱですが、和名では『月桃(げっとう)』と呼ばれる植物です。独特の香りを楽しむことがて来ます。
沖縄の保育園では、保育行事の1つとしてムーチーの日よりも早めに子どもたちにムーチー作りを体験させてくれるところも多いですね。我が家でも、先日保育園でムーチー作りをしてきた5歳の長男が張り切っていたので一緒に作りました。
ムーチーの作り方
用意するもの
・サンニンの葉(25~30枚くらい)
・もち粉(1㎏)
・砂糖(200g)
・紅いも粉(200g)
・水(1200~1300CC)
もち粉1㎏で大体25~30個作れます。
作り方
①まずはムーチーの葉っぱ『サンニンの葉』を採ってきて洗っておきます。
②もち粉と砂糖、紅いも粉を合わせて水を少量ずつ加えながらコネコネします。
③粉は大体耳たぶの固さになればOKです。固ければ水を足し、柔らかすぎるときは少し粉を足してください。ひとまとまりになったら、サンニンの葉に包んでいきます。
ここからは包み方。
①葉っぱの真ん中に楕円にもちを置き、まずは左から真ん中に向けて折る。
②折った方の端を外側に折り返す。(こうしておくと食べるときに葉っぱを剥きやすいのです。)
③反対側も真ん中に向けて折る。
④両サイドを真ん中に向けて折って
⑤輪ゴムで止める。
蒸し器で約30分蒸したら完成。アチコーコーが最高です。
カボチャを入れたり、砂糖を黒糖に変えたりするとカボチャムーチーや黒糖ムーチーもできます。
カボチャムーチー。黄色が目に鮮やかです。