沖縄の古民家で食べる沖縄そば 子連れでも入りやすい心遣いがいっぱいの大家(うふやー)
名護市と本部町の境目辺りにあるお食事処『大家(うふやー)』。『うふ』とは、沖縄の方言で大きいということ。沖縄の方言では大声で叫ぶことを『うふあびー』、大人のことを『うふんちゅ』と言ったりします。
こちら大家、敷地面積が広く駐車場もたっぷりあるので、とってもありがたい。食事をする部屋も座敷、堀ごたつ、テーブル席があり、個室や離れもあるのでスタイルに合わせて席を選ぶことができます。
目の前の丘全部が大家の敷地です。トックリキワタのピンクの花がきれいに咲いていました。
子連れの私は、お座敷で食事をしました。この日選んだのは、大家セット。
三枚肉(豚バラ)が好きな長男とソーキ(スペアリブ)が好きな私でシェアできるようにそれぞれが一枚ずつ入ったおそばです。そばには、くふぁじゅーしー(炊き込み雑炊)ともずく酢、島豆腐の冷奴にパパイヤのお漬物が付いて1,080円。
そばはもちろんですが、くふぁじゅーしーの味付けがしっかりしていて私好みでした。次男はじゅーしーが気に入って、ほぼ一人で完食してしまいました。
余談ですが、くふぁじゅーしーは家にある材料で手軽にできて家族もよく食べるので、家でもよく作ります。沖縄の家庭で一般的かどうかはわかりませんが、我が家では、運動会やお祝い事でも定番になっています。
くふぁじゅーしーのレシピも載せています。美味しいですよ。
くふぁじゅーしーの作り方 - 島人ママの親子で楽しむ!めんそーれ子育て情報局
さて、大家の話に戻りますが、食事も去ることながら建物自体が沖縄の昔の民家を移築してきたと言うところがもうひとつの見所なのではないかと思います。
敷地には至るところにシーサーが座っており、庭を中心に古民家が建っていて改築前のおばーの家を思い出します。
食後、会計を済ませたら古民家の脇(外のトイレ横)に階段を発見。子どもたちと上ってみることにしました。この日は天気が良く、12月も中旬だというのに階段を上がりながら汗ばむほどでした。
階段で敷地の外周をぐるっと回れるようになっており、月桃の葉やヘゴ(だと思う)が茂る中を上っていくと、頂上と思われるところに到着。
途中途中にこのような休憩所があったり、滝や川が流れていたりと、息子たちはちょっとした冒険気分を味わったみたい。ちなみに、滝が見えるお部屋もあり予約できるみたいですよ。夜はライトアップされて大人の雰囲気になるらしいです。
沖縄料理を食べられる上に、沖縄の文化にも触れることがで来て一石二鳥のお食事処です。パイナップルパークや海洋博方面へのお出掛けの際にお勧めです。