おばーの米寿祝い
おばーの88歳のお祝い→米寿祝をしました。
戦前生まれのおばー。数年前までは食堂のおばーとして元気に働いていて、今でも健康に気を使っていて家で体操をしたり地域の老人会のスポーツ大会なんかにも出ちゃって。めっちゃ努力家。
8人の子どもを育て上げているおばー。
妹の出産前にランチに一緒に行ったときには、自分の出産のときの話をしてくれた。
「○○の時はあーで、○○の時はこうで・・・」とまぁ、鮮明に覚えているようでびっくり!!
おばーの出産の話面白かったし勉強になったな。
出産予定日は大体の日にちを自分で計算。
産婆さんのところへは三カ月に一回受診。
時計はないので地面に映る影で時間を把握。
陣痛が来るとお湯を沸かし、おじーが産婆さんを呼びに行く。
産後も仕事があるので、畑のそばにバーキ(ザル)を置いて赤ちゃんを寝かし、帰りはバーキに芋を入れて赤ちゃんを抱っこして帰ったんだって。
夕方になると漁師だったおじーが捕ってきた魚を、売りにいくおばー。赤ちゃんは兄弟が子守をしながら遊んでいるんだけど、夕方になるとおなかがすいて泣くので近所の年が近いあかちゃんがいるおばさんのところへ行っておっぱいをもらっていたんだそう。
いわゆる「もらいちち」
米寿のお祝いには、その「もらいちち」させてくれた近所のおばあさんも来てくれていました。
聞けば聞くほど面白いおばーの話。私たち孫は、おばーが元気で頭もしっかりしているうちに戦争の話を聞いてね、と言われた。
小さいころは怖かったおばー(笑)大人になった今は同じ目線で話せる大好きなおばー。もっとおばーの話聞きたいな(^^)まだまだ元気でいてね!
・・・あ、せみが鳴いてる(笑)