映画ファィンディング・ドリー観てきました
※ネタバレもあるかもしれないので、心配な方は読まないでくださいね♡
夏休み~!ということもあり、普段は学童に行っている長男と長女を連れて話題の映画「ファインディング・ドリー」を観てきました。まだ2時間座ることのできない次男は保育園でお留守番。いつもは次男のペースにしっかり合わせてくれている上の子たちなので、たまには大きい子組にゆっくりかかわる時間も必要よね。
「ファインディング・ニモ」も大好きだけど、私個人的にはドリー役の室井滋さんが大好き。忘れん坊のドリーに自分を重ねつつ、子どもたちの反応を見ていました。
ドリーはニモの中でも登場する準主役的な立ち位置の魚。ドリーは「ナンヨウハギ」という種類の魚らしいです。水族館ではよく見かけるあの青くてきれいな魚、そんな名前だったのね。まさしく熱帯魚ってかんじの色だもんね、美ら海水族館にもいたような気がします。
映画の中では、ドリーの忘れん坊のせいでコントのような場面もあり笑いが起きていましたが、「忘れっぽい」ということでドリーや周りがとても困っている様子も見られ、心がキュゥ~と切なくなる思いでした。
最近LINEニュースで話題にもなっていましたが、モデルの栗原類さんもドリーをみて自身の障害に気が付いたということでしたね。ドリーの忘れっぽさや不注意、思いついたらすぐ行動してしまう衝動性はADHDに代表的な行動特性とよく似ている気がしました。
前半はドリーの忘れっぽさによって物語の後半ではドリー本人や友達が、ドリーの「できないこと」ではなく「得意なこと」を使って困難に立ち向かっていく様子が描かれます。
ドリーのお父さんお母さんもドリーが小さいころには、課題を「彼女にできる方法で」達成する方法を教えています。そして達成させることで子どもが「やった!」「私にもできた!」という自信をつけていく様子が感動的でした。
日本の子どもに足りないと言われている自己肯定感。特に発達障害と言われるような特性をもったお子さんは失敗経験が多くなりがちで、それに伴い自己肯定感も低くなりがちです。できないことをできるようにするというのも素晴らしいことですが、得意なことをもっと伸ばすということも素敵だと思いませんか?
どんな子どもも持っている得意なことや好きなこと。親である私たちが伸ばせるように子育てをしていきたいですね。「うちの子、ちょっと変わってる?」と悩んでおられる親御さんにお勧めの1本です。