入園式を終えて、真ん中っ子について考える
我が家の真ん中っ子は、5歳長男です。性格は母親の私から見ると、真面目、ちょっと神経質、周囲の目を気にする、観察力と記憶力が鋭い、なちぶー(泣き虫)、母親にべったり…まだありますが、3人の子どもの中で一番手がかかっているような気がします。
そんな長男も昨日無事に幼稚園の入園式を終え、今日から初登園していきました。私と次男と三人で歩いて幼稚園まで行きましたが、途中まではテンションが高かったものの、小学校の正門が見えてくると「ドキドキする…ドキドキする…ねぇ、お母さん、はやっくお迎えきてよぉ…」と、段々と小さくなっていく態度と声。泣くかな~と思ったけど、なんとか泣かずにバイバイできました。
よく、真ん中の子は「変わっている」とか言われるけど、本当にそうなんでしょうか?周りの変わっている人を挙げてみると、真ん中っ子だったということがありましたが、じゃあ、なんでそうなるのか。だれか、真ん中っ子の方、自分を振り返ってみて思い当たる節があったら教えて下さいね。
いずれにせよ、子どもそれぞれの性格や性別、生まれ順って、人格を作る上で大きな影響を及ぼす環境要因だと思うのは私だけではないはず。
子どものころは、自分がお母さんにになったら自分の子ども全員に平等に接しないといけないものだとずっと思っていました。自分のお母さんはそうしてくれているものだと思っていました。でも、実際自分が親になってみると、子ども一人一人の性格も性別も立場も違うので、たぶん平等には接することはできてない。
長女は長女で中3になり、受験を控えていて部活も頑張っていて…だから、ご飯をしっかり食べさせたり、彼女の揺れる気持ちを聞いたり、おしゃれにも付き合ったり、大会には必ず応援に行ったり。
長男は日頃から「あなたが一番かわいいよ」と催眠をかけ、眠るときも添い寝をして、次男とのケンカの時には「お兄ちゃんなんだから」は絶対に言わないように気を付けて、不安に思っているときには落ち着くまでそばにいるようにして…。
2歳の次男は、抱っこをせがまれたらなるべく抱っこして、たどたどしい言葉も聞き取れるまで聞いて、「自分で」のときは手を出さず、スキンシップを多くとるように心がけて…
こうしてみてみると、やっぱり発達段階も違うので、その時期時期にやってあげなければいけないことや大切なことって違うので、3人平等に同じくというのは無理ですね。
幼児は食事と清潔・実際のスキンシップ、学童期には自分の世界を広げるために安全基地(母親)を心の中に持てるように自己肯定感をはぐくむ必要があるし、思春期には自己の確立のために揺れ動く心をいざと言う時に支えられる安定した安全基地が必要ですよね。こうやって考えると、ピアジェの認知的発達理論も「なるほどな」とうなずけます。
でも、子どもたちみんなに共通して持っておいてほしいのは、「自分は大切な存在だ」「いざと言う時には両親が見ていてくれる」という感覚。子どもの時期時期によって、伝え方は違えども、これだけは平等に育てられるようにいつも心掛けて育児をしているつもりです。その感覚さえ持っていればあとは、その子の持つ性格や個性でその子らしく育って行ってくれると思うのです。
その結果、ちょっと変わっていると言われようが、その子が生きにくさを感じていなければオッケーかな、と。
私自身大雑把なもので、結構どぉ~んと子どもたちを見れていると思うのですが、自分も真ん中長男の旦那は結構細かいです。はい、真ん中長男(息子)の性格はお父さん似なんですけどね(笑)。旦那は、長男の繊細な性格を気にしているようですが(元が心配性なので)、私から言わせれば「あなたそっくりよ」です。
ちょっと堅苦しい内容になっちゃいました(笑)。今日は、長男のリクエスト通りにちょっと早めにお迎えに行ってみたいと思います。
子育てハッピーアドバイス大好き!が伝わるほめ方・叱り方 [ 明橋大二 ]
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